18日の日経平均株価は前日比352円68銭高の3万4730円28銭と続伸。米国株安を受けて反落して始まったが、薬品株を中心に買いが優勢な流れに転換。為替円高の一服も相場を支えた。
17日のニューヨークダウは527ドル安の3万9142ドルと3日続落。トランプ関税や貿易摩擦の激化に対する警戒感が強い中、医療保険大手や半導体大手の下落が相場を押し下げた。
ハイテク株主体の米ナスダック市場も3日続落。電気自動車(EV)のテスラは0.04%安。1~3月期の日本国内販売でテスラは前年同期比56%増と過去最高を更新。欧米市場で不買運動が発生した一方で、日本では国内メーカーのEVの競争力不足が指摘されている。