メルセデスベンツ、ステアバイワイヤ実用化…2026年から量産車に搭載へ

メルセデスベンツのステアバイワイヤ技術を搭載したテスト車両
メルセデスベンツのステアバイワイヤ技術を搭載したテスト車両全 5 枚

メルセデスベンツが2026年から、ステアバイワイヤ技術を採用した量産車の販売を開始すると発表した。同社はドイツの自動車メーカーとして初めてこの革新的な技術を実用化する。

ステアバイワイヤとは、ステアリングホイールと前輪の間の機械的な接続を必要としない新しい操舵システムだ。ドライバーのステアリング操作は電気信号によって直接前輪に伝達される。

この技術により、これまでにない操縦感覚が実現し、日常的な運転において多くの利点をもたらす。操縦性が向上し、駐車や車庫入れがより容易になる。また、ステアリング比を可変的に設定できるため、スポーティさと快適性を両立させるなど、これまで相反していた走行特性の最適化が可能となる。


《森脇稔》

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