英国のAI企業Wayveが、日本の横浜に研究開発センターを開設した。日本の自動車メーカーとの連携を強化し、AI搭載の自動運転ソフトウェア開発を加速させることが目的だ。
Wayveは、次世代の運転支援および自動運転技術を開発する企業として知られている。同社の特徴は、従来の手法とは異なり、経験と走行データから学習する「エンボディッドAI」と呼ばれる技術を採用していることだ。この手法により、高精度な地図や高価なセンサーに依存せず、市場や車種を超えて迅速に適応できるシステムの開発を目指している。
日本進出の背景には、日産自動車との協業計画の発表があり、他の国際的な自動車グループとの交渉も進行中だという。