「スーパーハイブリッドが成功の秘訣」新興ブランドOMODAとJAECOO、2モデル発表…上海モーターショー2025

OMODA 7 SHS
OMODA 7 SHS全 6 枚

中国の奇瑞汽車(チェリー)から登場した新興自動車ブランドの「OMODA」と「JAECOO」は、「上海モーターショー2025」において、新エネルギー車(NEV)ラインナップを発表した。

設立2周年を迎えた同ブランドは、JAECOO『5 BEV』とOMODA『7 SHS』を披露し、効率的でインテリジェントなグリーンモビリティソリューションを提案。技術的リーダーシップを強調し、イノベーションと機動性がグローバルな成功の鍵であることを証明しているという。

OMODA 7 SHSOMODA 7 SHS

過去2年間で、OMODAとJAECOOは急速かつ安定した成長を遂げてきたとし、ヨーロッパの主要市場からASEAN(東南アジア諸国連合)の新興経済国まで、42か国・地域に進出し、1300以上のグローバルショールームを設立。50万人のグローバルユーザーの信頼と700万人のソーシャルメディアファンの支持を獲得している。

OMODAとJAECOOの成功の秘訣は、スーパーハイブリッドシステム(SHS)技術への先見性と追求にあるという。SHSパワートレインは、第5世代1.5TGDIデディケーテッドハイブリッドエンジン(DHE)と先進的なデディケーテッドハイブリッドトランスミッション(DHT)の組み合わせにより、44.5%の超高熱効率、340hpの性能、1200kmの総航続距離を実現している。

JAECOO 5 BEVJAECOO 5 BEV

JAECOO 7 SHSは、このSHS技術を採用した最初のモデルとして市場基準を塗り替えたとされる。航続距離テストでは、東南アジアで1427.5km、フィリピンで1488.8km、メキシコでは1613.1kmを記録。グローバルで実証されたソリューションとしての地位を確立した。

イギリスでは、JAECOO 7 SHSの発売(2025年2月)以来、約2000台が登録されるなど、SHS技術の優秀性が市場で高く評価されているという。上海モーターショー2025で発表された新型スーパーハイブリッドモデルOMODA 7 SHSは、1250kmの総航続距離に挑戦する予定だ。

《森脇稔》

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