トヨタ・モビリティ基金(TMF)は、タイにおける交通事故死傷者ゼロを目指す取り組みの一環として、バンコクで複数の機関と覚書を締結したと発表した。
この取り組みは「タテシナ会議」の海外分科会活動として行われ、バンコク首都圏庁、国連ハビタット、アジア工科大学院、トヨタ・モーター・タイランドが参加している。
タイでは交通事故による死亡者数が世界平均を大きく上回っており、喫緊の社会課題となっている。2021年の統計では、人口1万人当たりの交通事故死亡者数が25.4人と、世界平均の15人を大幅に超えている。