フォルクスワーゲン主力ブランド(シュコダ、セアト/クプラ、フォルクスワーゲン商用車を含む)は、2025年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。売上高が前年同期比7.8%増加し、総額約353億ユーロに達した。電気自動車モデルの販売も力強い成長を見せている。
しかし、欧州のCO2規制対応やディーゼル問題に関連する引当金が営業利益に影響し、第1四半期の営業利益は11億2000万ユーロに減少した。また、米国が発表した輸入関税に関連する在庫評価減も業績に悪影響を及ぼした。
販売台数は前年同期の119万台から122万台へと2.7%増加した。電気自動車モデルの比率が高まったことが利益率に影響を与えたものの、全体としてコアブランドは市場シェアを拡大した。