マツダのEVもテスラ充電器に対応へ、日本で2027年以降に

マツダMX-30 EVモデル(参考)
マツダMX-30 EVモデル(参考)全 2 枚

マツダは、2027年以降に国内で販売するバッテリーEV(BEV)の充電ポートに、テスラが開発した北米充電規格(NACS)を採用することでテスラと合意したと発表した。

この提携により、マツダのBEVユーザーはテスラが日本国内で展開する「スーパーチャージャー」(急速充電設備)を利用できるようになる。マツダによれば、充電時の選択肢を増やし、顧客の利便性向上を目的としている。

さらに、アダプターを使用することでNACS以外の充電規格も利用可能となる見通しだ。これにより、マツダのBEVオーナーは複数の充電ネットワークにアクセスできるようになり、充電インフラの選択肢が大幅に拡大する。

テスラ スーパーチャージャーテスラ スーパーチャージャー

マツダは「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、顧客の日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」を届けていくことを目指すとしている。今回のNACS採用は、そうした顧客体験向上の取り組みの一環と位置づけられる。

自動車業界では、充電規格の標準化が電気自動車普及の鍵となっている。テスラのNACS規格は北米市場ですでに多くの自動車メーカーに採用されており、日本市場でもその流れが加速する可能性がある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  3. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  4. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  5. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る