マルチスズキ、「ARENA」扱いの全車に6エアバッグ標準装備へ

マルチスズキが「ARENA」ディーラーで販売する全モデルに6エアバッグを標準装備
マルチスズキが「ARENA」ディーラーで販売する全モデルに6エアバッグを標準装備全 3 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは、「ARENA」ディーラーで販売する全モデルに6エアバッグを標準装備すると発表した。これにより、『ワゴンR』、『アルトK10』、『セレリオ』、『イーコ』といった人気モデルの安全性が大幅に向上する。

日本とは異なるマルチスズキの『ワゴンR』

6エアバッグシステムは、フロントエアバッグに加え、サイドエアバッグとカーテンエアバッグを組み合わせたもので、乗員を全方向から保護する設計となっている。

安全装備の強化は6エアバッグだけにとどまらない。全座席に3点式シートベルトとシートベルトリマインダーを装備するほか、電子制御安定装置(ESP)、ヒルホールドアシスト、ABS(アンチロックブレーキシステム)、EBD(電子制動力配分装置)などの先進安全技術も搭載している。

今回の発表により、ワゴンR、アルトK10、セレリオ、イーコは、すでに6エアバッグを標準装備としている『スイフト』、『デザイア』、『ブレッツァ』といった人気モデルと同等の安全性を確保することになる。

マルチスズキのこの動きは、インド市場において安全装備の充実が重要な差異化要因になりつつあることを示している。特に低価格帯の車種にも高い安全性を提供することで、同社は幅広い顧客層からの支持獲得を目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  4. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  5. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る