三菱ふそう、災害時車両提供協定を締結…研究所所在の栃木県さくら市と

三菱ふそうトラック・バス株式会社 代表取締役会長 永塚誠一(左)とさくら市長 中村卓資
三菱ふそうトラック・バス株式会社 代表取締役会長 永塚誠一(左)とさくら市長 中村卓資全 2 枚

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、MFTBC喜連川研究所が所在する栃木県さくら市と「災害時における車両提供に関する協定」を締結したと5月16日に発表した。

この協定では、地震や風水害などの災害が発生した場合、MFTBCから物資運搬用のトラックおよび避難者移動用のバスをさくら市へ提供するもの。また、さくら市地域防災計画に基づいて災害対策本部を設置した場合に、さくら市がMFTBCに対して必要な支援協力要請をできることも規定している。

喜連川研究所は1980年の設立以来45年にわたり、現在のさくら市で操業を続けてきた。国内最大級の総延長14.4kmのテストコースを持ち、電動車両専用の研究棟を設けるなど、FUSOのトラック・バスにおける最先端技術の研究開発を続けている。また、近隣地域の小学生の研究所見学受け入れをはじめ、さまざまな形でさくら市との連携を深めてきた。

三菱ふそうトラック・バスの永塚誠一会長は、「喜連川研究所はMFTBCのトラック・バスの研究開発を担う重要な拠点で、さくら市はなくてはならない地域のパートナー。今回の協定は、これまでの信頼関係をさらに深め、強固にすると確信している」と語る。

さらに、「当社の車両を、さくら市の皆さまの命と暮らしを守る一助として役立てもらえるのであれば、企業としてこれ以上の喜びはない」と述べている。

《森脇稔》

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