東京貿易グループの東京貿易テクノシステム(TTS)は、5月21~23日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展する。
同展示会は、最先端技術と車両が一堂に会し、特別展示や講演、出展ブースなど多彩なコンテンツを体験可能なモビリティの技術展示会だ。
TTSは今回、「製造業向け計測データを活用したCPS(サイバーフィジカルシステム)」をテーマに、様々なアプリケーションを展示する。製造業におけるデータ活用(サイバー)とデータ取得(フィジカル)の両面から、効率化、自動化、安全性向上、省人化、生産性向上などの課題解決ソリューションを提案する。
展示内容の一例として、3Dスキャニングによって得られたデータを活用し、仮想空間にゼブラパターンが投影された自動車の車体ボディを表示するシステムがある。これにより、リモート環境でありながら現場で傷などをチェックしているのと同じ状態を確認することが可能となる。
また、韓国CLE社の3Dマシンビジョンシステムも展示。3次元カメラ「Copick3D」と専用ソリューションソフトウェアにより、人の代わりにロボットが組立・検査作業を行う無人自動化工場の実現を支援する。
東京貿易グループは、持ち株会社の東京貿易ホールディングスと国内外の15事業会社、合計16会社で構成される事業開発型商社グループ。1947年の創業から77周年を迎え、エネルギーインフラ、スマートマニュファクチャリング、イメージソリューション、マテリアルサプライの4つのセグメントに注力している。