村田製作所、EV向け175度対応サーミスタを商品化、世界初の樹脂モールド構造

パワー半導体用NTCサーミスタ「FTIシリーズ」の上面と下面
パワー半導体用NTCサーミスタ「FTIシリーズ」の上面と下面全 2 枚

村田製作所は、パワー半導体用NTCサーミスタ「FTIシリーズ」を商品化したと発表した。世界初となる樹脂モールド構造かつワイヤーボンディング対応のNTCサーミスタであり、パワー半導体の近傍に設置することで、その温度を正確に計測することが可能だ。使用温度範囲をマイナス55度からプラス175度まで保証しており、発熱量の大きい自動車のパワートレイン用途に適している。

近年、自動車の電装化や高機能化が進む中で、高出力かつ高効率なパワー半導体の重要性が一層高まっている。一方で、パワー半導体は発熱量が大きく、高温による破損リスクが課題となっている。従来のサーミスタは高電圧環境に耐えられず、半導体から離れた位置に設置せざるを得なかったため、正確な温度検知が難しく、性能を十分に発揮できないという問題があった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』の受注が5000台で快調、廉価グレード「B5」と補助金129万円で「フルスイングで勝負」
  2. 米トヨタの新型車は『ハイランダー』と公式発表、間もなくデビューへ…日本導入の可能性も
  3. 日産のSUV『パスファインダー』に改良新型、表情刷新…約585万円からで米国発売へ
  4. 日産『アリア』、太陽光パネル搭載コンセプト発表…ソーラーパワーで1日最大23km走行可能
  5. 世界16台限りのベントレー、『バトゥール・コンバーチブル』の4号車が完成…3Dプリント製プラチナ初採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る