日本の伝統工芸とJDM(Japanese Domestic Market)カーカルチャーを融合させたカスタムパーツブランド「ORIGAMI JDM」は、今春に東京・秋葉原のSEEKBASEに初の実店舗をオープンした。
これに伴い、5月29日から第一弾製品となるカーボン製ステアリングホイールの販売を開始した。
「ORIGAMI JDM」は「日本でしか作れない美」をテーマに、切り絵や漆、蒔絵などの伝統技法とJDMならではのカーカルチャーを融合したプロダクトを展開する新進ブランド。単なる機能部品にとどまらず、「走るアート」としての存在感を持つカスタムパーツを、日本の職人が一点ずつ手作業で装飾している。

第一弾製品のカーボン製ステアリングホイールは、軽量かつ高い剛性を持つカーボン素材を使用し、和の要素を織り込んだオリジナルの意匠を採用。初回限定モデルとして繊細な伝統模様とカラードカーボンの美しさを併せ持ち、視覚的な存在感と走行中の軽快な操作性を両立した2モデルが登場した。
秋葉原への出店は、SEEKBASE AkibaRoboraboMeetup内に実店舗としてオープンしたもので、今後は製品展示に加え、ポップアップストアの展開や試作品の先行体験も予定している。

「ORIGAMI JDM」は日本の伝統工芸の技術継承、JDMカルチャーの進化と世界発信、そしてクルマ文化を「走るアート」として再定義することをビジョンに掲げている。今後はステアリングにとどまらず、各種インテリア・アパレル用品やゲーム会社とのコラボレーション製品の展開も計画している。