中国のEVメーカー、NIO(ニーオ、上海蔚来汽車)が駐車情報サービス大手のパーコペディア(Parkopedia)と提携し、欧州で販売する全モデルに路上駐車機能を搭載すると発表した。
この新機能は、NIOの車載ナビゲーションシステム上で路上駐車オプションを直接表示し、ドライバーが利用可能な駐車場所を簡単に見つけられるようにするもの。システムはパーコペディアのデータを活用し、駐車スペースが見つかる可能性を色分けで表示する。薄い青色は空きスペースの可能性が低く、濃い青色は高い可能性を示す。
ドライバーは各駐車ゾーンの詳細情報にアクセスでき、時間料金、制限事項、利用可能な支払い方法などを確認できる。これにより、より効率的な旅行計画が可能になり、目的地により少ないストレスで到着できるという。
NIOの最新ソフトウェア更新「Banyan 2.4.1」は、今後数日間で欧州の全現行モデルに展開される。この更新は新しいNIOアプリストアのナビゲーションアプリ更新を通じて無線で配信され、駐車状況レポートや路上POI情報などの新機能を提供する。