ランドローバーは、SUV『ディフェンダー』の2026年モデルを欧州で発表した。「90」、「110」、「130」の全ボディで、デザインと技術の両面で進化を遂げている。
外装では、新しいヘッドライトデザインが点灯時に特徴的なシグネチャーを描く。フォグライトが標準装備となり、リアライトはスモークレンズを採用したフラッシュフィッティング仕様に変更された。

新色として、カリフォルニアのボラスコ銀山からインスピレーションを得たボラスコグレーと、英国のウールストーン滝をイメージしたウールストーングリーンが追加されている。
インテリアでは、13.1インチの大型タッチスクリーンを新採用し、インフォテインメントシステムの操作性を向上させた。センターコンソールも新設計となり、スライド式セクションで小物を隠して収納できる機能を備えている。

技術面では、アダプティブオフロードクルーズコントロールをディフェンダーで初めてオプション設定した。この技術により、悪路走行時にドライバーが希望する快適レベルを設定でき、システムが自動的に速度を調整して快適性を維持する。また、『ディフェンダー130』には、マルチテレイン走行時のタイヤ空気圧調整を容易にする統合エアコンプレッサーもオプションで用意されている。
新しいドライバー注意監視システムも搭載され、ドライバー向けカメラがドライバーの視線を監視し、前方への注意を促す音声・視覚アラートを提供する。22インチの7スポークダイヤモンドターンダークグレーアロイホイールデザインも新たに設定されている。
