ファーウェイとJACの新ブランド「尊界」、2000万円級の高級セダン『S800』発売

ファーウェイと共同で立ち上げた新ブランド「尊界」の新型EVセダン『S800』
ファーウェイと共同で立ち上げた新ブランド「尊界」の新型EVセダン『S800』全 5 枚

中国の江准汽車(JAC)は、ファーウェイと共同で立ち上げた新ブランド「尊界」の新型EVセダン『S800』を発売した。価格は70.8~101.8万元(1415万円~2035万円)に設定されている。

S800は新時代のフラッグシップ車として位置づけられ、最先端技術と美学を融合させた設計となっている。デザイン、体験、性能、安全性の4つの核心分野で、ファーウェイの最先端技術と江准汽車の製造技術を組み合わせ、超豪華セダンの新たな価値基準を打ち立てることを目指している。

技術面では、「HUAWEI ADS 4」自動運転システムを初搭載し、新しいWEWA技術アーキテクチャを採用している。全方向立体融合感知システムには合計36個のセンサーが搭載され、クラウド技術とAI技術を活用して人間に近い自動運転体験を実現する。

また、トゥーリン・ドラゴン・プラットフォームを初搭載し、時空推理サスペンションシステムを開発した。路面の凹凸やカーブを事前に予測する機能を持つ。さらに、自動運転時のタイヤ安定制御システムも初搭載している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  2. 噂の「ベイビー・ディフェンダー」は5ドアが有力! 人気に拍車かけるか…最終デザイン予想
  3. スバル初の電動コンパクトSUV『アンチャーテッド』、欧州にも投入へ…航続は最大584km
  4. メルセデスベンツが新型キャンピングカー「マルコポーロ ホライゾン」発表へ
  5. ドゥカティ初のミドル専用設計エンジン「V2」が日本上陸! 新型『パニガーレV2』から新章が始まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る