トヨタの先進安全技術研究センター(CSRC)は、マサチューセッツ工科大学(MIT)エイジラボとの100件目の研究プロジェクトを完了したと発表した。
今回のプロジェクトでは、運転支援技術の有無による高速道路運転中の非運転関連作業の特性を分析した。ミシガン州で開催されたイベントで、両チームは分析内容を発表し、長期にわたる研究協力の詳細を説明した。
最新プロジェクトは、MITエイジラボとの10年以上にわたる共同研究の成果。都市部と郊外の実際の運転データセットを使用し、運転者と歩行者の相互作用、車両や携帯電話などの車内アイテムとの関わりを探求した。
MITエイジラボの研究科学者ブライアン・ライマー博士は、この長期協力で達成された成果を紹介した。主な成果には、音声ベースの人間機械相互作用の研究、運転支援システム研究のためのAVTコンソーシアムの設立支援、ドライバー・歩行者相互作用データセットの作成などがある。