ステランティスは、6月18日から19日に英国ロンドンで開催される世界最大級のテックモビリティイベント「MOVE 2025」に出展する。
同社は持続可能で顧客中心のイノベーションへの取り組みを披露する。ステランティス・ベンチャーズのブースでは、AI、次世代バッテリー、アクセシブルモビリティ分野で進歩を推進するスタートアップの先駆的ソリューションを紹介する。
展示される主な技術には、シトロエン『アミ』ベースの障害者向けモビリティソリューション、フィアット『500e』とアンプル社による5分以内のモジュラーバッテリー交換システム、フィアット『グランデパンダ』の革新的なスパイラル充電ケーブルなどがある。

バッテリーイノベーション・ウォールでは、ファクトリアル、ライテン、ゼータエナジー、ティアマットなどのパートナー企業との共同研究成果を展示。固体電池、リチウム硫黄電池、ナトリウムイオン電池の化学技術を紹介し、電気自動車の性能と持続可能性の向上を実演する。
ステランティスの技術研究責任者であるアン・ラリロン上級副社長は、18日午後12時15分から「自動運転車:未来のモビリティをアクセシブル、安全、社会的に受け入れられるものにする」をテーマとしたフリーダム・オブ・モビリティフォーラムのパネルディスカッションを主導する。
ステランティス幹部は両日にわたり、基調講演者やパネリストとして知見を共有する予定だ。
