村田製作所は、世界で初めて車載市場向け2012Mサイズ(2.0×1.25mm)・定格電圧50Vdcにおいて静電容量10μFの積層セラミックコンデンサ「GCM21BE71H106KE02」を開発し、量産を開始したと発表した。
近年、自動運転レベルの向上に伴い、車両に搭載されるシステムの増加や高性能化が進んでいる。これらが安定して動作するよう、AD(自動運転)・ADAS(先進運転支援システム)向けIC周辺に必要なコンデンサの容量が増加している。その結果、IC周辺に搭載されるコンデンサの個数が増加し、基板内スペースの制約が大きくなっている。