シボレーの新型EV『スパークEUV』、メキシコで発表…航続385km

シボレー『スパークEUV』
シボレー『スパークEUV』全 4 枚

GMのシボレーブランドは、新型EV『スパークEUV』をメキシコで発表した。同車は革新的なデザインと先進技術、安全機能を特徴とする新しいモデルとして、同ブランドの車両ラインナップに加わる。

外観は、モダンなラインを持つボクシーなデザインが特徴的だ。フロント部分には自動LEDヘッドライトと独特の光るサインが組み込まれ、技術的な外観と視認性・安全性の向上を実現している。リア部分も未来的なデザイン言語を維持し、LEDライトを採用している。

16インチのガルバナイズドグレー仕上げのホイールが、スパークEUVの若々しいキャラクターを強調する。オプションのツートンルーフが車両の外観をさらに引き立てる。

シボレー『スパークEUV』シボレー『スパークEUV』

四角く垂直なサイドウインドウの形状により、乗員は外部への優れた視界を確保でき、室内の広々とした感覚も向上している。電動格納式ドアミラーには方向指示灯と、360度周辺視界システムの一部としてサイドカメラが内蔵されている。

室内は4人乗りの広いキャビンと最適化された荷物スペース、さらに顧客の利便性のためのスペアタイヤを装備している。

デジタルクラスターとインフォテインメントシステムは、2つの高解像度スクリーンを通じてシームレスに統合されている。計器パネル用の8.8インチスクリーンと、Apple CarPlayおよびAndroid Autoによるスマートフォン接続機能を持つマルチメディアシステム用の10.1インチスクリーンだ。

ドライバーの体験は音声コマンド、インテリジェントナビゲーション、直感的なインターフェースによって向上している。スパークEUVには4つのスピーカーと2つのツイーターを備えたオーディオシステムが搭載されている。

シボレー『スパークEUV』シボレー『スパークEUV』

室内デザインは快適性を重視し、ビニールレザーシートと黒とブラウンの2色の柔らかな手触りの素材を組み合わせている。メタリックトーンのディテールと、6ポジション電動調整機能付きドライバーシートを含む快適性のために研究された人間工学的設計を特徴としている。

スパークEUVは75kW(100hp)のパワーと132lb-ftのトルクを発生する電気モーターを積む。軽量アーキテクチャと効率的な推進システムにより、必要時にスムーズで静かで力強い加速を実現する。

42kWhの容量を持つリチウム鉄リン酸(LFP)バッテリーを搭載し、米国環境保護庁(EPA)の基準で最大281km、欧州新運転サイクル(NEDC)で385kmの航続距離を可能にする。

7.7kWの出力を持つデュアル充電器を搭載し、20%から100%まで最短5時間で車両を充電できる。さらに、緊急用ポータブル充電器も含まれている。スパークEUVは急速充電に対応し、1時間未満でバッテリーを100%回復でき、日常使用を容易にし、充電ステーションでの待ち時間を短縮する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る