丸紅は、カナダで自動車向け延長保証商品の企画・販売、保証請求処理サービスを提供するLGMファイナンシャルサービシーズ(LGM社)に出資参画し、同社を子会社化したと発表した。
カナダでは車検制度が日本と比べ簡易的なため車両の整備・故障リスクが大きく、自動車購入者の約4割が延長保証に加入している。自動車延長保証市場は、人口増加に伴う車両保有台数の増加、車両のライフサイクル・保有期間の長期化、自動車の高性能化に伴う修理費用の高額化などを背景とした加入率の上昇により、2030年まで年間平均10%前後の成長が見込まれる。
LGM社は1998年の創業以来、カナダ全土で自動車向け延長保証商品を提供しており、カナダにおいて業界トップクラスの事業者。複数の自動車メーカー向けの正規商品の設計や、中古車向け独自商品の企画を行い、ディーラーを通じて販売している。