マツダ、脱“お上り”へ六本木・青山に続き麻布台ヒルズにも新拠点[新聞ウォッチ]

マツダR&Dセンター東京
マツダR&Dセンター東京全 6 枚

地方の田舎から大都会に出てくる人のことを「お上りさん」などと、差別的な言葉には当たらないものの、よくからかって言うこともあるが、広島がお膝元のマツダは、その脱“お上り”をめざして、首都圏のうちでも東京・港区を中心とする都心部へのシフトを積極的に進めているようだ。

マツダの新東京拠点

イノベーションスペースの六本木ヒルズや青山通りの表参道駅前にモダンなデザインの戦略的なショールームをオープンしたのに続いて、大規模再開発による新しい街づくりに取り組む森ビルが開業した麻布台ヒルズには東京本社の移転とともに研究開発の新拠点「R&Dセンター東京」を開設した。

マツダはこれまで霞が関ビルに東京本社があったが、6月末にはその超高層ビルの麻布台ヒルズ森JPタワーの49階に移転。そのオフィスをメディア関係者に公開したことで、きょうの各紙も「マツダ、麻布にソフト開発拠点」などのタイトルで取り上げている。

都心の中でもオフィスをはじめ、住宅、ホテルなどの複合的な都市機能を融合させたことでも注目される麻布台ヒルズに、マツダが拠点を設けた背景にはソフト領域で多彩なスキルや経験を持つ人材や新卒の採用拡大につなげる狙いがあるようだが、最寄りの地下鉄日比谷線「神谷町」駅からオフィスまでの通路を歩くだけでもセレブ感覚のブランドショップが軒を並べており、地方都市などのオフィス街とは別世界。食事のメニューに例えると、お好み焼きからいきなりステーキやハンバーグに変わるようなもので、老婆心ながらも消化不良にならなければいいのだが…。

2025年7月10日付

●マツダ麻布台にソフト開発拠点 (読売・6面)

●関税期限延長認めず、トランプ氏「銅に50%」も表明 (朝日・3面)

●トランプショック、暗礁の日米交渉、いらだつ自動車業界、豊田氏に「民間外交」期待(毎日・4面)

●ガソリン173円60銭、3週ぶり値下がり(東京・4面)

●「ゴーンショック」再来警戒、日産取引先、1.9万社、販売減りスク(日経・15面)

●日産、米でEV生産1年延期、税控除廃止で需要停滞(日経・15面)

●解剖トヨタ再編、トヨタ不、豊田織の実質親会社に、強まる持ち合いハブ機能(日経・18面)

《福田俊之》

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