ホンダは、ポケモン「コライドン」の形をしたミライモビリティ「ホンダコライドン」を、8月1日から3日まで鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会」で展示する。
8月1日と2日は鈴鹿サーキットパーク内の「Honda RACING Gallery」で展示し、8月3日の決勝スタート前セレモニーでは、ホンダコライドンの走行する姿を初披露する。走行は11時から11時10分まで鈴鹿サーキットレーシングコースで実施される予定だ。
ホンダコライドンは、ポケモンの監修のもと、ゲーム『ポケットモンスター スカーレット』に登場する「コライドン」の重さ、大きさともにほぼ実物大の形状を細部まで再現したミライモビリティ。2025年3月7日から9日まで Honda ウエルカムプラザ青山で初展示された。

このプロジェクトは、トヨタ技術会の「トヨタミライドン」制作を受けて、「Honda の本気が子供の夢になる」をスローガンに始動。社内公募で集まった約40名の有志がプロジェクトメンバーとなり、ホンダの二輪事業が培ってきた設計思想やシミュレーション技術、先進技術研究所の先進バランス制御技術を活用して開発を進めている。
コライドンは2022年に発売された『ポケットモンスター スカーレット』に登場する伝説のポケモンで、場面に応じて姿を変えることができる。4足歩行での歩行のほか、逞しい四肢を使って走り抜ける、高速での遊泳、風に乗って空を舞うなど、物語が進むにつれ能力を取り戻し、主人公を乗せてさまざまな場所へ行くことができる設定となっている。