日野自動車は7月30日、2026年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)の連結決算を発表した。
売上高は3642億4400万円で前年同期比11.4%減となった。いっぽう、営業利益は169億4300万円で前年同期比165.4%増、経常利益は202億4200万円で同279.5%増と大幅な増益を記録した。親会社株主に帰属する四半期純利益は135億5400万円となった。
国内のトラック・バス市場では、大中型トラックの需要は前年並みとなったいっぽう、小型トラックは供給面の影響で前年割れとなった。バス市場はインバウンド需要の回復などによりバスの総需要が増加した。この結果、国内トラック・バスの総需要は合計3万4800台と前期比1900台減少(5.2%マイナス)となった。
国内売上台数は、主に小型トラックのモデル切り替えの影響により、トラック・バス総合計で7700台と前年同期比2600台減少した(24.9%マイナス)。