「もう一つのBMW」が「BMW」に…アルピナの60年

アルピナ B5
アルピナ B5全 9 枚

輸入車中古車情報誌『カーセンサーEDGE』9月号(発行:リクルート)の特集は「ブルカルト・ボーフェンジーペンとアルピナの60年」である。

【画像全9枚】

小さなチューニングメーカーから始まったアルピナは、創業者ブルカルト・ボーフェンジーペンの情熱と哲学に導かれ、60年にわたり唯一無二の「もう一つのBMW」を作り続けてきた。

2025年、独立したコンプリートカーメーカーとしてのアルピナはその歴史に幕を下ろす予定だ。商標がBMWに譲渡されたのだ。静かで力強かったアルピナという存在と、その源となった創業者の哲学を、エポックメイキングなモデルとともに追う。

派手さも大量生産も求めなかったアルピナは、「速さ」に静けさと品格を与えたブランドだった。60年間、ブルカルト・ボーフェンジーペンの哲学は一つのラインを貫いていた。大量より上質を、速さより深さを追求した希有な存在の歴史を、今あらためてたどる。

アルピナ B3アルピナ B3

アルピナはレースを「勝つため」ではなく「試すため」に走り、やがて市販車の頂点へと到達した。2025年、物語は静かに幕を下ろし、次の章「ボーフェンジーペン」が始まろうとしている。

アルピナの走りは数字やスペックだけでは語れない。タイヤはトレッドの剛性からサイドウォールのしなやかさまで、一つのモデルのために徹底的に最適化される。20スポークのクラシック・ホイールは、軽さと剛性、そして空気の流れにすらも計算が行き届く。この感触の設計こそアルピナが最も神経質に「調律」する場所なのだ。

気になる見出し……●FEATURE ブルカルト・ボーフェンジーペンとアルピナの60年●Car as Art! Mercedes-AMG GT 43 Coupe●EDGE ZZVOICE 年間生産台数わずか1700台程度という希少性の先にあるもの●EDGE ANGLE●テリー伊藤の実車見聞録 Daimler Double Six●多事放論 フェラーリが3年連続ル・マン総合優勝 そんなル・マン24時間レースの面白さはどこにありますか?●愛すべき早すぎたクルマたち 電動シートを初めて採用したのは フォード サンダーバード

『カーセンサーEDGE』9月号『カーセンサーEDGE』9月号

出版・編集関連事業に携わる方々へ:御社で発行されるモビリティ(自動車、モーターサイクルなど)関連書籍/雑誌を当編集部までお送りください。『レスポンス』サイト上にて紹介いたします。送り先は「〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー17階 株式会社イード『レスポンス』編集部」。

《高木啓》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る