自動運転トラック×鉄道、日通とJR貨物がライオン製品の輸送で実証

自動運転トラックと貨物鉄道を組み合わせた「モーダルコンビネーション」でライオン製品を輸送
自動運転トラックと貨物鉄道を組み合わせた「モーダルコンビネーション」でライオン製品を輸送全 3 枚

NIPPON EXPRESSホールディングスの日本通運、ライオン、日本貨物鉄道(JR貨物)、T2の4社は4日、自動運転トラックと貨物鉄道を組み合わせた「モーダルコンビネーション」でライオン製品の輸送を実証したと発表した。

モーダルコンビネーションの取り組みは、地球環境問題への対応や物流業界の労働力不足解消など、持続可能な物流の実現を目指し、2024年11月から進めてきた。貨物鉄道輸送の全国ネットワークと、T2が持つ自動運転トラック技術を融合させた「自動運転トラック×貨物鉄道」のモーダルコンビネーションを実現することで、自動運転区間における輸送ルートの複線化を構築するほか、柔軟な輸送力の増加を可能とするなど、物流の可能性を広げることを目的としている。

ライオンは、日用品の持続可能な安定供給を目指し、BCP(事業継続計画)の一環として、輸送網の多様化と先進技術の導入により、環境および社会的課題の解決を目的とした物流モデルの確立に取り組んでいる。今回、安定的なサプライチェーン機能の確立に向け、ライオン千葉工場(千葉県)からライオン福岡流通センター(福岡県)までモーダルコンビネーションによる長距離輸送を実証した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る