米国のAI企業テンサーは、世界初の個人所有可能な完全自動運転車「テンサー・ロボカー」を発表した。2026年後半からアメリカ、ヨーロッパ、UAE市場で納車を開始する予定だ。
テンサー・ロボカーは、SAEレベル4の完全自動運転機能を備えた世界初の個人向け量産車両。従来のロボタクシーとは異なり、個人所有を前提として設計されており、日常的な技術者による監視なしに実世界で自律動作する。
車両には37台のカメラ、5台のライダー、11台のレーダーなど100個以上のセンサーが統合されている。NVIDIAの8000TOPSスーパーコンピューターを搭載し、高度なAI処理能力を実現している。