NECがAI活用、ロボット移動時間半減の制御技術開発…安全で効率的な自律走行実現

リアルタイムで最適経路を抽出するNECの独自AI
リアルタイムで最適経路を抽出するNECの独自AI全 1 枚

NECがAI技術を活用し、障害物が多く経路生成が困難な環境下でもロボットの安全で効率的な自律走行を実現する制御技術を開発した。本技術を用いた社内実証実験において、ロボットの移動時間を従来手法よりも最大50%短縮できることを確認した。

本技術は、複数のAIの知見を学習させたNEC独自のAIを活用することで、安全性を考慮した最適な移動経路をリアルタイムで生成できる。これにより、ロボットの専用区画の整備や移動経路の確保が難しく、スペースに制限がある中小規模の物流倉庫や工場、小売店舗などでのロボット導入が可能となり、人手不足の解消や生産性向上に貢献する。

NECは2026年度中に本技術の実用化を目指す。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  3. フリードがアメ車フェイスに大変身!ダムド『フリード アイソレーター』が初登場…DAMD PARTY 2025
  4. シビックベースのネオレトロマシンに「興奮した」!光岡『M55』量産モデル第2弾発表に反響集まる
  5. もっと良くなったはず? 日産『ローグPHEV』は三菱アウトランダーPHEV派生…海外報道
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る