フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025

フィアット『デュカト』の「バック・トゥ・バック」
フィアット『デュカト』の「バック・トゥ・バック」全 5 枚

フィアットは、8月29日にドイツで開幕するキャンピングカーショー「キャラバンサロン2025」に、『デュカト』の「バック・トゥ・バック」を出展する。

【画像】フィアット・デュカト

デュカトは40年以上にわたって、キャンピングカーのベースなど、レクリエーショナル・ビークル市場で最も成功したモデルの一つとして知られている。今回のキャラバンサロン2025では、アイスホワイトカラーの2台のデュカトのフロント部分を、背中合わせに配置した「バック・トゥ・バック」で展示する。

この「バック・トゥ・バック」システムは、イタリアのアテッサ工場で開発された独自のソリューションだ。キャビンとフロントセクションで構成される2つのキャビンユニットを一時的なフレームに組み付けて製造し、ボディビルダーに送る。ボディビルダーはキャビンを分離し、それぞれにキャンピングカー向けのカスタムシャシーを取り付ける仕組みとなっている。

全てのデュカトと同様に、トラクションユニットには2.2リッター・マルチジェット・ターボディーゼルエンジンを搭載している。エンジン出力は132kW(180hp)で、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされている。

トラクションユニットは実績のあるAL-KOシャシーに搭載されており、乗り心地向上のためのトーションバー・サスペンション、高いペイロード、乗降しやすい低床フロアを特徴としている。最大許容総重量4.4トンで、本格的なキャンピング装備に対応可能だ。

標準装備には電動パワーステアリング、独立したドライバー・パッセンジャーシート、クルーズコントロールとスピードリミッター、トラクションコントロールとヒルスタートアシスト付き電子安定制御、電動調整・加熱式ドアミラー、2つのUSBポートが含まれる。オールシーズンタイヤ(M+S)により年間を通じた走行が可能だ。

オプションとして、モーターホーム専用設計の回転式キャプテンズチェアも用意されている。ヘッドレスト一体型で幅広いバックレストを持つアームチェア様のシートは180度回転でき、回転後はダイニングテーブルに向けて前方に移動できる。レザー巻きステアリングホイールやDABデジタルラジオ受信機能も選択可能だ。

《森脇稔》

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