アストンマーティンのハイパーカー『ヴァルキリー』は8分の1サイズでも約290万円

アストンマーティンのハイパーカーAmalgam Collection
アストンマーティンのハイパーカーAmalgam Collection全 3 枚

アマルガム・コレクション(Amalgam Collection)は9月3日、アストンマーティンのハイパーカー『ヴァルキリー』の8分の1スケール精密モデルを欧州で発売した。アストンマーティン公認の唯一のモデルとして、同社のデザイン・エンジニアリングチームと密接に連携して開発された。

【画像】『ヴァルキリー』の8分の1スケール精密モデル

開発には3000時間以上が費やされ、英国ゲイドンとシルバーストンのチームが監修することで、他に類を見ない精密さを実現している。各モデルは専門の職人チームが300時間以上をかけて手作業で組み立てる。

このモデルは、ヴァルキリーの革新的なエンジニアリングへの敬意を表して製作された。ヴァルキリーは公道での使用を前提としながら、従来のロードカーでは実現できないサーキット性能を両立した車両である。

クーペとスパイダーそれぞれ199台の限定生産で、全車がアイコニックなポディウムグリーンにオールブラックインテリアで仕上げられる。よりパーソナルな仕様を求める顧客には、個別のコレクターカーを忠実に再現したビスポークエディションの製作も可能だ。

モデルは元のCADデザイン、ペイントコード、アストンマーティンの材料仕様を使用して製作される。数千の精密加工部品、鋳造品、CNC加工材料を使用し、真のコレクターと愛好家のために作られている。8分の1スケールモデルは全長56cmだが、その背後にある情熱と細部への配慮は計り知れない。

アマルガム・コレクションのアストンマーティン ヴァルキリーの価格は1万4740ポンド(約290万円)から。スパイダー版も同価格で、オンラインで注文可能。ワンオフのビスポークモデルは2万0640ポンド(約410万円)からで、各地域の販売チームに直接連絡して注文できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ブルーインパルス、世界陸上東京大会で展示飛行へ 9月13日
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 幻の「黒いカタナ」がサプライズ公開! 市販化の可能性は…? スズキ「カタナミーティング2025」次期モデルの展望も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る