太平洋工業、TOB期限を再延長、旧村上系投資ファンドが“株買い増し”[新聞ウォッチ]

太平洋工業のキャップ式タイヤ空気圧センサー(参考画像)
太平洋工業のキャップ式タイヤ空気圧センサー(参考画像)全 2 枚

トヨタ自動車が主な顧客で、タイヤに空気を入れるバルブ事業などを手掛ける大手自動車部品メーカーの太平洋工業が、経営陣による自社株買収(MBO)について、株式公開買い付け(TOB)の期限を10月8日まで延長すると発表した。

【画像】太平洋工業のキャップ式タイヤ空気圧センサー

TOBは株式の非公開化が目的で、1株2050円とするTOB価格は維持するものの、延期は2度目となる。きょうの日経なども「太平洋工業、TOB再延長」との見出しで報じている。

それによると、太平洋工業を巡っては、旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」による“株買い増し”が続いており、すでに約11%取得したことが判明。株価はTOB価格を上回って推移していため、買い付け状況を考慮してさらに期間を延長したとみられる。

太平洋工業は株式非公開化を目指し、7月28日から創業家出資の特別目的会社(SPC)を通じたTOBを実施中。最低でも62.02%の株式取得を目指しているが、当初は9月8日までを期限としていたところ、9月24日までに延長。それでも足元の株価は買い付け価格を3割も高い2600円前後で推移しているため、今回、TOB期限をさらに延長することになったという。

株の買い増しは名うての投資ファンドだけに、はたして10営業日の10月8日まで目標どおりの買い付けが完了するのか注目したい。

2025年9月25日付

●米で他社から車供給期待、関税影響軽減「日産工場の活用も」三菱自 加藤社長(読売・6面)

●太平洋工業TOB期限を延長 (読売・6面)

●デリカミニ・eKスペース全面刷新(朝日・6面)

●トラック荷台装備カルテル、課徴金59億円命令、公取委 (朝日・27面)

●日産EVアリア、米向け生産停止、栃木工場(毎日・6面)

●日産、英サッカー企業と契約終了、合理化、広告活動を縮小(産経・10面)

●よく分かる車載電池、各社「次世代」で技術競う、トヨタは出光と「全固体」開発(日経・16面)

●「テスタロッサ」33年ぶり復活、フェラーリの象徴、PHVに成長託す (日経・17面)

●東京ゲームショウきょう開幕、出展、初の1000社超え、海外最多の615社、中・韓勢が増加(日経・17面)

《福田俊之》

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