ステランティスジャパンは9月4日、ミニバンのシトロエン『ベルランゴ』とプジョー『リフター』について、リコールを国土交通省に届け出た。タッチスクリーンとメータークラスター(速度計)が消灯してしまう。
対象となるのは2024年6月6日から2025年4月30日に輸入された4型式で、シトロエン・ベルランゴの2型式1814台とプジョー・リフターの2型式1469台の計3283台。
不具合の内容は、車内情報システムの制御プログラムが不適切なため、タッチスクリーンとメータークラスター(速度計)が消灯し、速度の確認ができなくなるおそれがあるというもの。
改善措置として、全車両の車内情報システムの制御プログラムを対策仕様に更新する。プログラムの書き換えは対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう方式を採用する。
不具合は本国フランスからの情報により発見されたもので、これまでに5件の不具合が確認されているが、事故の報告はない。