ABBロボティクスは9月25日、新しいビジョンシステム「OmniCore EyeMotion」を発表した。
この技術により、OmniCoreで稼働するロボットが、サードパーティ製のカメラやセンサーを使用して周囲の状況を認識し、複雑なアプリケーション環境でもリアルタイムで適応できるようになる。
ABBロボティクス ディビジョンプレジデントのマーク・セグーラ氏は「過去10年間でAIビジョンは進化し、ロボットに世界を3Dで認識する『目』を与えることができるようになったが、これまでは高度なカメラハードウェアが必要だった。OmniCore EyeMotionは、ワンステップでロボットに周囲の世界を視覚的に認識し、理解する能力を与える」と述べている。