ジェイテクトは9月25日、自動車部品・軸受・工作機械事業で培ったコアコンピタンスを活かし、「転舵・駆動統合ユニット」を開発したと発表した。
転舵・駆動統合ユニットは「走る」「曲がる」「止まる」「下げる」の機能を1ユニットに集約している。車両の隅に配置することで、フラットで広い空間、乗り降りしやすい低床フロアが実現できる。用途に応じて、ユニットの機能を取捨選択することや、フラットで広い空間を柔軟に利用することも考えられる。
これらの特徴を活かし、ウォーカブルシティでの利用にとどまらず、移動式モビリティハブ、介護・医療分野での活用など、様々なニーズに貢献できるソリューションの提供が可能となる。ユニットを後付け・付け替えすることにより、移動店舗や倉庫の移動などでの活用も考えられる。