「伝統と進化の融合」トライアンフ『ボンネビル』シリーズ2026年モデル発表、各モデルのアップデート内容は

トライアンフ・ボンネビル・スピードマスター
トライアンフ・ボンネビル・スピードマスター全 6 枚

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、伝統の『ボンネビル』シリーズ2026年モデルの新たなアップデートを発表した。

【画像】トライアンフ『ボンネビル』シリーズ2026年モデル

今回のアップデートでは、ボンネビルシリーズ全モデルにライダー目線を重視した先進技術が標準装備される。リーン感応型最適化コーナリングABSやトラクションコントロールなどの最新技術を導入し、新たなライディング体験を実現する。

『スクランブラー900』はより洗練されたシャーシとショーワ製サスペンション、ブレーキコンポーネントのグレードアップなど際立つ改良が施された。軽量アルミホイールリムによりハンドリングのレスポンスもさらに向上しているという。

トライアンフ・ボンネビル・ボバートライアンフ・ボンネビル・ボバー

『ボンネビル・ボバー』『ボンネビル・スピードマスター』は、いずれも大型化された14リットルの燃料タンクと刷新されたボディワークを採用し、より力強いシルエットと存在感に変貌。ボバーは快適性を高めるため、幅広でクッション性の高いフローティングシートを装備。一方のスピードマスターはライダーとタンデムの両方に広めのシートを備え、より自然なライディングポジションを実現するストレートハンドルを採用している。

モダンクラシックとしての美しいスタイルとボンネビルの特徴的なシルエットは維持されつつ、各モデルはさりげない更新が施され、デザインも徐々に進化。『ボンネビルT100/T120/T120ブラック』は、新たに手仕上げされたペイントやコーチラインのディテールのほか、サイドパネルには新しい円形グラフィックのボンネビルロゴがシルバーまたはゴールドで縁取り配置される。

ライダー視点で慎重に設計された新技術はすべてのボンネビルにさりげなく搭載され、それぞれのデザインに巧みに統合されている。高性能IMUによって制御されるリーン感応型最適化コーナリングABSとトラクションコントロールは、必要な時にのみ介入するように調整され、ライダーが走りに完全に没入できる環境を提供する。

トライアンフ・ボンネビルT120ブラックトライアンフ・ボンネビルT120ブラック

全モデルにクルーズコントロール、USB-Cポート、シグネチャーDRLを備えたフルLEDライトを装備し、現代のライダーの期待に応えている。

販売価格はボンネビルT100が135万9000円から、T120とT120ブラックが171万9000円から、ボバーとスピードマスターが199万9000円から、スクランブラー900が145万9000円から、スクランブラー1200XEが219万9000円から(いずれも税込み)。

2025年12月より全国の正規販売店で販売開始予定となっている。

《ヤマブキデザイン》

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