JVCケンウッドが“彩速ナビ”最上位「TYPE M」シリーズの2025年モデル・6機種を発売。価格はいずれもオープンで、市場推定価格は7V型180mmモデル「MDV-M712」が10万円前後、9V型フローティングモデル「MDV-M912F」が17万円前後。いずれも販売開始は11月下旬より。
◆JVCケンウッド“彩速ナビ”2025年モデル・TYPE Mシリーズ
●MDV-M912F(9V型 フローティングモデル) 税込み市場推定価格:17万円前後
●MDV-M912L(9V型 インダッシュモデル) 税込み市場推定価格:16万円前後
●MDV-M812F(8V型 フローティングモデル) 税込み市場推定価格:13万円前後
●MDV-M812L(8V型 インダッシュモデル) 税込み市場推定価格:12万円前後
●MDV-M712W(7V型 200mmワイドモデル) 税込み市場推定価格:10万円前後
●MDV-M712(7V型 180mmモデル) 税込み市場推定価格:10万円前後
画面サイズは、従来の大画面9V型のほか、新たに8V型・7V型もラインアップする。9V型・8V型モデルには、フルフラットでスマートなフローティングスタイルを実現するフローティングモデルが用意されている。
2025年モデルの「TYPE M」シリーズは、全モデルが「AppleCarPlay」「Android Auto」に対応し、ワイヤレス(9V型のみ)またはUSBケーブル接続により、スマートフォンのさまざまな機能と連携できる。彩速ナビの大画面ディスプレイでスマートフォンアプリの一覧がカーナビゲーションのディスプレイに表示され、操作が可能になる。
iPhoneのSiriやGoogleアシスタントの音声操作も可能で、テキストメッセージを送信したり、お気に入りの曲を再生したり、最新ニュースや天気を尋ねたり、ハンズフリーで通話したりもできる。また、地図アプリによる運転ルートの検索・案内も可能なため、用途に応じて彩速ナビのカーナビゲーションと使い分けることができる。
音声操作機能ではさらに、ハンドルから手を離さずに発話してナビを操作する「音声操作」の起動を、音声で行うかボタン操作で行うかを設定できる「ボイストリガーのオン/オフ設定」を搭載している。ボイストリガー(音声による音声操作起動)をオンにした場合、「ハイ彩速」と声をかけると音声操作が起動する。ボイストリガーをオフにした場合は、音声の影響を受けることなく、ステアリングリモコンなど手動のボタン操作で音声操作を起動できる。
新たに搭載されたユーザーインターフェース「オーガニックGUI ADVANCE」では、地図画面上に、スケールの異なるナビ画面とAV画面を同時に表示する2画面表示「INFO固定モード」が利用できる。最大6.5インチの特大AV画面の表示が可能で、ドライバーに必要な走行情報などをリアルタイムで表示しながら、映像ソースなどをより大画面で楽しむことが可能となっている。
そのほか、ハイレゾ音源に対応した充実のオーディオ機能や、同社独自の高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」とデータ圧縮技術「S3 フォーマット」による高速レスポンス、高精度で使いやすいナビゲーション機能、高速道路を走行中に逆走状態を検知すると、画面表示と音声で危険運転を注意喚起する「逆走警告案内」などの各種機能も搭載する。
さらに、全モデルが「ナビとつながるスマート連携機能」を利用できる別売オプションの前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」リアビューカメラ「CMOS-230」・マルチビューカメラ「CMOS-320」との接続や、ナビ連動型高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「ETC-N7000」、ETC2.0車載器「ETC-N3000」にも対応している。




