JFEスチールは11月11日、トヨタ自動車と国内の主要生産車種向けにGXスチール「JGreeX」を納入することに合意し、2025年度上期より供給を開始したと発表した。
JGreeXは、鉄鋼製造プロセスにおけるGHG排出量を従来の製品より大幅に削減した鉄鋼製品で、JFEスチールが2023年度より販売している。同社のGHG排出削減技術により創出した削減量を任意の鋼材に割り当てることで、大幅なGHG排出量削減を実現している。
カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みが自動車分野でも加速する中、今回のトヨタ自動車への納入決定となった。
JFEスチールは今後も、さまざまな低炭素化技術や省エネ・効率化技術の適用拡大によりGHG排出量削減を実現するとともに、エコプロダクトの供給拡大やGXスチールの販売拡大を通じて、社会全体の脱炭素化に貢献していく、としている。




