三菱HCキャピタルとチューリング、自動運転AI基盤モデル開発で資本業務提携

チューリングの自動運転テスト車両
チューリングの自動運転テスト車両全 1 枚

三菱HCキャピタルは11月17日、AI基盤モデルを駆使した完全自動運転システムの開発を行うTuring(チューリング)と資本業務提携契約を締結したと発表した。

今後、両社は完全自動運転の実現に向けた共同サービスの構築を目指す。

日本の基幹産業の自動車業界は、デジタル技術の進展に伴いバリューチェーンや産業構造が大きく変化している。政府は「モビリティDX戦略」のもと、官民連携による取組を進める領域として「SDV」「モビリティサービス(自動運転等)」「データ利活用」の3領域を特定している。

三菱HCキャピタルは多様な顧客基盤やパートナー企業とのネットワーク、ファイナンス機能、アセットの価値を生かすノウハウ、事業のマネジメント能力を有している。デジタル技術を活用して社会的課題の解決につながる新規サービスや新たな事業の創出に取り組んでいる。

チューリングは経済産業省などが推進している国内生成AI開発プロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」に採用されている。自動運転AIモデルの開発やその開発に必要なデジタルインフラの構築・運用ノウハウを有しており、完全自動運転に向けたAI基盤モデルの開発を推進している。

三菱HCキャピタルは完全自動運転領域におけるビジネス機会の探索と、AI開発に不可欠なデジタルインフラ構築の支援を目的として本提携を締結した。

本提携は、三菱HCキャピタルがスタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた新サービスの創出、新事業の開発促進を目的に運用する「イノベーション投資ファンド」を活用したものだ。

チューリングは2021年8月設立で、資本金3000万円。東京都品川区に本社を置き、完全自動運転技術の開発を事業としている。

《森脇稔》

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