横浜ゴムは11月26日、ウルトラハイパフォーマンスウィンタータイヤ「ADVAN WINTER V907」がメルセデスベンツ『Eクラス』向けのアフターパーツ専用タイヤに選定されたと発表した。
対象サイズはフロント用が245/45R19 102V、リア用が275/40R19 105V。同タイヤは、メルセデスAMG『E53 HYBRID 4MATIC+」のアフターパーツ専用タイヤにも選定されており、メルセデスベンツのディーラーなどを通じて欧州を中心に販売している。なお、ADVAN WINTER V907は日本では販売していない。
「ADVAN WINTER V907」は横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」シリーズとして昨年、約17年ぶりに開発したウィンタータイヤ。メルセデスベンツをはじめ数々のプレミアムカーへの新車装着の実績を持つウルトラハイパフォーマンスサマータイヤ「ADVAN Sport(アドバン・スポーツ)」シリーズの技術と従来のウィンタータイヤで培った技術を組み合わせることで、背反するスノー性能とドライ性能を高いレベルで実現した。
降雪地での走行に対応するスノー性能に加え、ハイパワー・プレミアムカーに相応しい高速領域での操縦安定性や快適性を発揮する。
EクラスおよびメルセデスAMG E53 HYBRID 4MATIC+のアフターパーツ専用サイズはメルセデスベンツ・グループのメルセデスAMGと共同開発したもの。タイヤサイドにはメルセデスAMGの承認を示す「MO1A」のマークが刻印されている。
横浜ゴムはメルセデスAMGへの数々の新車装着用タイヤの採用実績があり、近年では「GLA 35 4MATIC」「CLE 53 4MATIC+ Coupe(ISG)」などに「ADVAN Sport V107(アドバン・スポーツ・ブイ・イチマルナナ)」が新車装着されている。
横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいる。




