バイク用室内ガレージ付き賃貸住宅、神奈川県海老名市に第一弾…全3戸で大型バイク収納可能

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1F ガレージイメージCG全 4 枚

ASインベストは12月11日、バイカー向け賃貸住宅「+BASEプロジェクト」の第一弾物件として、神奈川県海老名市上今泉6丁目に室内バイク用ガレージスペースを備えた賃貸住宅を発表した。

【画像】バイカー向け賃貸住宅「+BASEプロジェクト」

物件名は「+BASE EBINA」で、相鉄本線「かしわ台」駅から徒歩11分の立地。総戸数は3戸で、全室にバイク用室内駐車スペースを完備する。専有面積は40.63平方mから43.41平方m。

1階の「F01」は大型バイクと中型バイクを1台ずつ格納できる大きなガレージスペースを備えた部屋で、居室から愛車を眺められる構成となっている。1階・2階のメゾネットタイプ「M01」「M02」は、1階を大型バイク1台が余裕で置けるガレージスペースとし、居住スペースを2階に配置することでバイク用ガレージと居住性を両立した。

バイクの駐車場所不足は、都市部のバイカーにとって深刻な問題だ。東京23区内などでは、バイク駐車可能な賃貸物件は希少で、あったとしても原付や小型スクーターしか置けない小さなスペースしかないことが多い。

バイクは雨天や直射日光に弱く、露天駐輪では車体やゴム類などの外装が痛みやすい。また車重が軽いため盗まれやすく、警察庁の2024年の犯罪統計資料によると、二輪車の盗難認知件数は年間1万件以上(1万1641件)にのぼる。

同プロジェクトでは、バイクも大事な入居者と考えており、静かな住環境を維持し周囲との調和を図るため、入居前の審査をバイクに対しても行う。基本的に公道を自走でき、各種法令に違反していない車両のみの駐車を受け入れる。バイク入居審査を受けない車両、違法改造車での入居希望者に関しては入居を断る。入居後も定期的に確認するなど、バイクの違法改造をさせないようにするほか、入居後にバイクの違法改造を行った場合は退去してもらうこともある。

同プロジェクトでは、一緒により良いバイクガレージ付き物件を作り上げていく「+BASEメンバー」を募集している。メンバーは専用のフォーラムで直接、運営へ物件への要望を送ることが可能。また内覧会のお知らせや物件の建築進捗、物件の入退居情報などの最新情報をいち早くメンバーへ情報発信する。メンバー登録は無料で、公式サイトから登録可能だ。

+BASEプロジェクトは、アセットソリューションのグループ会社のASインベストが運営している。

《森脇稔》

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