NOKは12月16日、一般社団法人研究営業アライアンスに参画すると発表した。今回の参画を通じて、異業種の技術や知見を融合し、研究成果の製品化・事業化に向けた体制やネットワークを整備・強化し、新たな価値創出と社会実装の共創を目指す。
NOKグループはシール技術をはじめとする独自の要素技術を基盤に、多様な産業の発展を支えてきた。企業理念は「可能性を技術で『カタチ』に」であり、国内外で社会価値の創出につながる製品開発を推進している。有機化学と機械工学を基盤に培った独自技術を強みに、xEV(電動車)領域やグリーンエネルギー領域などの重点分野で研究開発を進めている。
こうした取り組みをさらに発展させるため、研究営業アライアンスが提供するオープンイノベーションの場を活用し、異業種企業との連携や協業によって研究成果の社会実装を加速させる方針だ。
NOKグループは「Essential Core Manufacturing 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えている。15の国と地域に約38千人の従業員を有し、基礎研究に基づく高品質での大量・安定生産を実現している。自動車をはじめ、PCやスマートフォンなどの電子機器、OA機器、医療・ヘルスケア、産業用ロボット、人工衛星など幅広い産業分野に技術・製品を提供している。




