トピー工業、気候変動対応で最高評価…CDPから「Aリスト」に選定

トピー工業がCDPから「Aリスト」に選定
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トピー工業は、国際的な環境非営利団体CDPから2025年の気候変動に関する調査において、「Aリスト」企業に選定されたと発表した。

CDPは毎年、気候変動に関する取り組みと情報開示について企業を評価し、特に取り組みが進んでいる企業を「Aリスト」として選定している。トピー工業の2025年の評価は、気候変動について前年に引き続き最高評価となる「A」、水セキュリティについては前年に引き続き「B」となった。

トピー工業グループは、気候変動対応を含むサステナビリティ経営の推進を最重要課題の一つと位置づけ、2050年の豊かで持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ長期ビジョン「TOPY Sustainable Green Vision 2050」を策定し推進している。

気候変動に対する取り組みとして、Scope1およびScope2のCO2排出量削減目標を、2013年度比で2030年度までに46%、2035年度までに60%、2040年度までに73%と定めている。さらに、Scope1および2、3を通じた排出量の削減により、2050年度までにカーボンニュートラルの実現に取り組んでいる。

同社グループは、生産工程における省エネルギーの推進やオンサイトPPAモデルによる太陽光発電設備の導入により、Scope1および2のCO2排出量削減を進めるとともに、バリューチェーン全体での製品輸送のエネルギー効率化、ホイールの軽量化による燃費向上などScope3へも積極的に対応している。技術、営業、生産管理などが一体となり、戦略的に施策を展開し、取り組みを推進している。

CDPは2000年に設立され、日本では2005年から活動する国際的な非営利団体である。環境問題に高い関心を持つ世界中の機関投資家などの要請に基づき、企業や自治体に対して、気候変動、水資源保護、森林保全などの環境問題への取り組みの促進と情報開示を求める活動を行っている。世界の主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価し、「気候変動」、「水セキュリティ」および「フォレスト」に関する取り組みと情報開示において最も優れた企業を「Aリスト」として毎年認定している。

《森脇稔》

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