横浜・大黒ふ頭をリアルに再現、ダイナミックマップの高精度3次元データが仏ゲーム『Apex Point』に採用

高精度3次元データを使用した「Apex Point」画面イメージ
高精度3次元データを使用した「Apex Point」画面イメージ全 4 枚

ダイナミックマッププラットフォームは、フランスのインディーゲームスタジオ「Apex Studio」が開発するオープンワールドドライブゲーム『Apex Point』に、高精度3次元データを提供したと発表した。

【画像全4枚】

本連携により、現実世界の道路を忠実に再現した没入感あふれるドライブ体験を、ゲームを通じて世界中のユーザーに提供する。また実装に先立ち、同社データを活用した本作品のプロモーション動画を公開した。

『Apex Point』は、日本の実在する都市や高速道路、峠道などを舞台に自動車の整備やレース、ドライブ、配達業務などを楽しめるオープンワールド型PCゲームである。

今回ダイナミックマップは、神奈川県横浜市の大黒ふ頭エリアを中心とした道路の高精度3次元データを本作品に提供する。自動運転にも使用される同社の高精度3次元データには、実世界の道路情報が高精度に収載されている。

データは本作品にミリメートル単位の精度で実装され、地形や高低差を正確に再現したオープンワールド環境を実現する。これにより、現実世界に限りなく近い、没入感あふれるドライブ体験を世界中のユーザーに提供する。

ダイナミックマップは高精度3次元データのプラットフォーマーとして、データの活用領域を広げ、産業全体に新たな価値を提供している。

同社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立された。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を構え、現在26カ国で事業を展開。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、シミュレータ環境構築、インフラ管理、除雪支援など、幅広い用途に向けて高精度3次元データを提供している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る