トヨタのAセグ初のハイブリッド車に、小型SUV『アイゴX』改良新型を欧州発売

トヨタ・アイゴX 改良新型
トヨタ・アイゴX 改良新型全 10 枚

トヨタ自動車は、コンパクトSUV『アイゴX』の改良新型を欧州市場で発売した。今回のモデルでは、トヨタのAセグメント車として初めて、フルハイブリッドシステムを搭載している。

【画像】トヨタ・アイゴX 改良新型

改良新型アイゴXは、インパクトのあるコンパクトSUVデザインを採用。フロント部分を全面刷新し、トヨタの象徴的なダブル台形グリルを立体的なブラックデザインで表現した。フロントオーバーハングを76mm拡大し、17インチまたは18インチのアルミホイールと黒いフレアホイールアーチを組み合わせることで、存在感のある外観を実現している。

カラーバリエーションは「メロースパイス」をコンセプトに、シナモン、ジャスミン、タラゴン、ラバンデュラの4色を用意。上位グレードではバイトーンカラーも選択でき、ルーフからリアにかけてブラックが流れるようなデザインとなっている。

トヨタ・アイゴX 改良新型トヨタ・アイゴX 改良新型

室内は、コンパクトなボディサイズながら広々とした空間を確保。231リットルのラゲッジ容量を持ち、4人が快適に移動できる。7インチデジタルメーターを標準装備し、従来の4.3インチから大幅にサイズアップした。センターコンソールには電動パーキングブレーキを新たに採用している。

全グレードでUSB-C充電ポート2個を標準装備。オプションでワイヤレススマートフォン充電器、デジタルキー、空気質改善技術のナノイーXなども選択できる。上位グレードではJBLサウンドシステムも用意され、200mmサブウーファーによる迫力のある音響を楽しめる。

パワートレインには、『ヤリス』や『ヤリスクロス』と共通の1.5リットルフルハイブリッドシステムを搭載。従来の1.0リットルガソリンエンジンから完全に切り替えられた。最高出力は116hpで、従来モデルより44hp向上している。

CO2排出量は85g/kmとクラストップレベルの環境性能を実現。低排出ゾーンにも対応しながら、パワーアップにより長距離ドライブも快適にこなせる。

トヨタ・アイゴX 改良新型トヨタ・アイゴX 改良新型

シャシーはトヨタのTNGAプラットフォームのGA-Bを採用し、低重心と高剛性ボディを実現。サスペンション、ブレーキ、ステアリングを刷新し、より機敏で反応性の高い走りを可能にした。全輪にディスクブレーキを採用し、ステアリングは軽快な操作感を追求。最小回転半径は5m以下となっている。

ハイブリッドシステムの搭載にあたっては、ホイールベース2430mmとラゲッジスペースを維持するため、革新的なパッケージングを採用。トヨタのハイブリッド車として初めて、バッテリーセルを車幅方向に縦置きレイアウトで配置し、リアシート下に収めている。補機バッテリーもラゲッジスペース下に移動させ、収納容量に影響を与えない設計とした。

静粛性向上のため、7つの新しい遮音部品を採用。ダッシュサイレンサー、ボンネット断熱材、エンジンアンダーカバーなどを組み合わせ、排気システムとサイレンサーも改良した。上位グレードでは厚手のウィンドウガラスと追加の防音材により、さらなる静粛性を実現している。

《森脇稔》

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