米ルシッドのEVにHEREのナビシステム搭載、EV専用ルート最適化を実現…CES 2026

ルシッド・グラビティ・ツーリング
ルシッド・グラビティ・ツーリング全 3 枚

HEREテクノロジーズはCES 2026において、同社のナビゲーションSDKがルシッドのEVに採用されたと発表した。

【画像全3枚】

HERE SDKは、ルシッドの『グラビティ』と『エア』の両モデルで車載ナビゲーション、モバイルアプリケーション、ウェブプランニングに活用される。ルシッドはまた、インテリジェント速度支援システム(ISA)と先進運転支援システム(ADAS)にもHEREのデータを活用している。

ルシッドはHERE SDKを活用し、EVドライバー向けに最適化されたナビゲーション体験を提供する。主な機能として、航続距離と効率性を考慮したEV専用ルート最適化、DC急速充電前のバッテリー予熱をサポートするデータ提供を実現した。

また、特定の充電レベルや時間で到達可能な目的地をリアルタイムで表示するEV航続距離スパイダー機能と、推奨される急速充電ステーション情報も組み込まれている。これらのナビゲーションシステムは、ルシッドUX 3.0デジタルコックピットにシームレスに統合されている。

ADAS分野では、HEREが提供する高精度な位置情報データが、ルシッドのアダプティブクルーズコントロール、自動緊急ブレーキ、車線逸脱警告、ハイウェイアシストなどの安全運転支援機能をサポートする。HEREのADASデータは、ルシッドの「ドリームドライブ」システムにも統合されており、一部モデルではハンズフリー運転支援や自動車線変更機能を提供している。

なお、ドリームドライブとルシッド車両の安全機能は、注意深い運転を補助するものであり、代替するものではない。ミラーやドライバーの集中した注意に代わるものではなく、事故回避を完全に依存すべきものではないとしている。

ルシッドのISA機能は、HEREが提供する最新の速度制限情報を活用し、ドライバーが走行する道路の制限速度を把握できるよう支援する。これは欧州連合のISA義務化に対応したものだ。

ルシッドとHEREは今後も協力を継続し、現行および将来のルシッドモデル全体で位置情報ベースのサービスを拡大していく予定だ。

《森脇稔》

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