豊田合成は、同社のカーテンエアバッグが中資系カーメーカーの高級電気自動車ブランド・智己汽車の「LS9」に採用されたと発表した。
中資系カーメーカーに同社のエアバッグが採用されるのは今回が初めてとなる。カーテンエアバッグは、側面からの衝突時に瞬時に膨らんで窓ガラスを覆うことで、頭部への衝撃を軽減する安全装備だ。
今回採用された製品は、中国での安全性能評価C-NCAPの基準を満たす保護性能を確保しつつ、エアバッグを15%小型化した。また、製品設計時にCAE技術を活用することで、中資系カーメーカーのスピーディな開発ニーズにも対応した。
CAE技術とは、製品の設計・開発を支援するコンピュータシミュレーションシステムのこと。製品の動きなどをコンピュータ上で予測・再現して各種解析ができ、開発の高効率化などにつながる。
世界最大の自動車市場である中国では、電気自動車の普及や新興メーカーの台頭により、競争が激化している。豊田合成は同国において競争力のあるセーフティシステム事業の開発体制を強化しており、今後も顧客のニーズを捉えた製品の提供を通じ、選ばれるサプライヤーを目指していく、としている。




