東海理化は2月16日、アップサイクルブランド「THINK SCRAP」において、自社工場から発生する自動車用シートベルト端材を原料とした新素材「尾州編 再生シートベルト生地」を開発したと発表した。
2月19日・20日に開催される「第23回 JAPAN YARN FAIR & THE BISHU ~糸と尾州の総合展~」で初公開する。
同社は尾州産地企業と連携し、シートベルト端材を反毛・再生して糸に加工。その糸を尾州編の技術によって編み立てた。安全部品用途に用いられるシートベルトの繊維特性に着目し、実用性と品質の両立を目指した再生生地となっている。
本展示会では生地およびTシャツの試作を出品する。想定される用途は、Tシャツやポロシャツ、パーカーなどのカジュアルウェア、ブランドや企業のストーリーを伝えるアパレルアイテム、アップサイクル素材を活用した実証・共同開発用途など。
同社は2026年度中にパートナー企業との連携を進め、試作およびTHINK SCRAP製品への生地応用などを通じたテストマーケティングを実施。2027年度以降の本格的な商品化を目指す。
本取り組みは、アップサイクルを一点ものにとどめず、産業用途への展開を見据えた素材開発への挑戦。自動車の安全性を支えてきたシートベルトを新たな素材へと再設計することで、循環型ものづくりの新たな可能性を提示する。
展示会は、いちい信金アリーナ(愛知県一宮市光明寺白山前20)の「尾州アップサイクルマルシェ」ブースで開催。入場料は無料で、開催時間は10時から17時までだ。




