トヨタ次世代モビリティ「e-Palette」を活用、JTBが体験型ツアー販売開始

トヨタ『e-Palette(eパレット)』
トヨタ『e-Palette(eパレット)』全 7 枚

JTBは2月17日、トヨタ自動車と協業し、次世代モビリティ「e-Palette」を活用した期間限定ツアーの販売を開始したと発表した。

【画像全7枚】

e-Paletteは、将来の自動運転を見据えた次世代モビリティとして、トヨタ自動車が2025年9月15日に販売を開始。「移動手段(ヒトが動く)」に加え、「サービスがやってくる(コトが動く)」、「新たな移動体験の提供(ココロが動く)」をコンセプトに、様々な活用方法で体験機会を提供している。

JTBは、このe-Paletteを活用し、目的地への「移動時間を特別な体験の時間に変える」体験型コトサービスとして、訪日外国人観光客向けの体験型ツアーと、ハレの日に利用できるサービスの提供準備を進めている。

近年、ツーリズム産業は「量」から「質」への転換が求められている。画一的な移動手段の提供だけでなく、移動そのものが旅の目的となるような、よりパーソナルで心豊かな体験価値の創出が重要視されている。

JTBは、創立以来培ってきた「交流創造」の知見と、トヨタ自動車が提唱する「モビリティ社会」の可能性を融合させることで、これまでにない高付加価値な旅行体験を提供することを目指す。

訪日外国人観光客向け体験型ツアーでは、日本の文化や魅力を深く体験できる移動型ツアーを提案する。

「Tokyo Zen Journey」は、2026年3月14日から19日まで開催。普段は立ち入ることのできない増上寺安国殿での御祈願、写経を体験できる。境内散策と本殿と東京タワーを背景にしたシーニックビューの撮影も可能。e-Palette車内では50インチ大画面とサラウンド音響を活かした「特別な体験の時間」映像を提供する。

「Night City Safari and Japanese Sake Tour」は、2026年3月13日から19日まで開催。e-Palette車内にて日本酒の作り方、様々な種類の紹介や酒造が拘る製法を説明。訪日外国人観光客にも人気の「権八西麻布」にて、紹介した日本酒を和食とともに体験できる。

「Tokyo Zen Journey」では早朝の禅体験を大本山増上寺にて、歴史や禅のココロを伝えつつ御祈願や写経体験を通じて、日本の魅力を体感できる。「Night City Safari and Japanese Sake Tour」では関東の酒造に協力をいただき日本酒の作り方、様々な種類の紹介や酒造が拘る製法を説明し、実際に和食とともに楽しめる。

両ツアーとも、トヨタ自動車の次世代モビリティe-Paletteを活用し、移動の時間も楽しさや学び、感動に繋がる体験を提供する。ツアー商品は訪日外国人観光客向けにJTB BÓKUNを活用し販売、期間限定の特別商品の利用を通じて、日本のさらなる魅力の発信をしている。

ハレの日に利用できるサービス「ハレシャトル」は、結婚式などの特別な日に、移動時間を感動的な体験に変えるサービスだ。

結婚式終了後、式場から近隣の主要駅・空港・自宅までの移動を、「感謝を伝える特別な時間と空間」に演出。感謝を伝えたい両親や友人などをe-Paletteにて送迎する。

車中映像・音響設備を活用し、式中ゆっくり見られなかったエンドロールや新郎新婦からのサプライズメッセージなど、幸せと少しの哀愁漂う帰りのときに特別な感謝の気持ちを伝えるなど心温まる体験を提供する。

本取り組みは、異業種との共創による新たな価値創造への挑戦であり、人々の「Well-Being」の向上に貢献するものである。今後も他企業や観光事業者とのパートナーシップ締結により、さらなるサービス拡充と高付加価値商品造成を目指し、顧客の期待を超える感動体験を創造し、持続可能なツーリズムの発展に貢献していく。

《森脇稔》

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