日立ハイテクは2月25日、車載向け光通信技術を手掛けるKnowledge Development for Plastic Optical Fiber S.L.(スペイン・マドリード、以下KD社)と代理店契約を締結したと発表した。
この契約により、日立ハイテクはKD社製の車載Ethernet向け光トランシーバを日本国内向けに提供開始する。
本製品は、自動車関連の通信環境としての品質が担保されるIEEE 802.3czに準拠し、ガラス光ファイバー(GOF)に対応している。これにより、自動運転やSDV(Software Defined Vehicle)化の進展に伴いデータ通信量が増加する中でも、高速かつ高信頼な車載通信環境の実現を支援する。
KD社は、車載光通信分野をリードする存在として技術開発を進めており、近年はより高帯域・高信頼性の車載Ethernetの実現に向け、GOFを用いた光トランシーバ製品の開発に注力している。KD社製の光トランシーバは、マルチGbpsの高速通信性能、優れた電磁干渉(EMI)耐性、高い信頼性を特長とし、次世代車両における中核的な車載ネットワークデバイスへの適用において高く評価されている。
さらに本製品の技術は、ロボティクスや鉄道など、モビリティ領域全般におけるネットワーク高速化、大容量化ニーズへの貢献も期待されている。
日立ハイテクは、本契約を通じて、自動車をはじめとしたモビリティ領域において、最先端の技術を広く提供し、安心・安全で持続可能な社会の実現に貢献していく。
日立ハイテクが所属する日立製作所のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせた産業分野向け次世代ソリューション群「HMAX Industry」を、成長産業へ水平展開している。日立ハイテクはCIセクターの一員として、Lumada 3.0を体現する「HMAX Industry」および本製品をはじめとしたソリューションの提供を通じて、次世代モビリティの革新をめざす。




