アンリツは3月2日に開幕するMWC 2026において、クアルコム・テクノロジーズとの共同デモンストレーションを実施すると発表した。
次世代のワイヤレスイノベーションを支える7GHz帯における先進的なデバイス検証技術を紹介する。
7GHz帯周辺のアッパーミッドバンドは、現在主流となっている5Gミッドバンド周波数帯と、世界無線通信会議(WRC-23)で特定された次世代6G移動通信システム向け周波数帯との間を埋める帯域として、重要な役割を担う。この周波数帯は、カバレッジ、通信容量、実装の複雑性のバランスに優れており、高度な拡張現実(AR)や先進的なセンシング技術などのアプリケーションを実現する。
アンリツは、このアッパーミッドバンドの特性を踏まえ、無線通信試験機「ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A」向けに、新たなRFハードウェアオプションを開発した。このハードウェアオプションは、次世代6G移動通信システムでの利用が想定されるFR3周波数帯への拡張性を有し、現在WRC-27に向けて国際標準化が進められているLower FR3帯(最大16GHz)をカバーする。今後ソフトウェアアップグレードによる機能強化を通じて、6Gデバイス開発の加速を支援する。
今回の協業を通じて、アンリツとクアルコム・テクノロジーズは、セルラーエコシステムに対し、高い信頼性と再現性を備えた包括的な7GHz帯の試験および検証ソリューションを提供する。本デモンストレーションでは、FR3対応機能を強化したアンリツのMT8000Aと、7GHz帯の動作に対応したクアルコム モデムRFシステムを搭載するテストデバイスプラットフォームを組み合わせて実証を行う。




