「スポーツカーの次に来るもの」はワゴン専用車の『アベニール』だった【懐かしのカーカタログ】

日産 アベニール 当時のカタログ
日産 アベニール 当時のカタログ全 7 枚

初代日産『アベニール』は、それまでの『スカイライン』『ブルーバード』に用意されたワゴンの後継車として1990年5月に登場。ちなみに前年の1989年2月には初代『レガシィ・ツーリングワゴン』が発売されている。

【画像】日産 アベニール 当時のカタログ

日産車体により製造されたワゴン(とバン)専用ボディを纏い、ヨーロッパ試乗では“プリメーラ・ワゴン”の名が与えられ、当時のP10初代プリメーラに近似した外観デザインをもっていた。

日産 アベニール 当時のカタログ日産 アベニール 当時のカタログ

コピーは「スポーツカーの次に来るもの。」とし、前年の1989年に登場した『フェアレディZ』(Z32)の「スポーツカーに乗ろうと思う。」からの連作の形をとった。

スタイリングは今見ても伸びやかでスッキリしたもの。カタログにも“丸くふくよかで、流れる面をもつエアロボディは、フラッシュサーフェス化を追求した結果”などと表記されている。

日産 アベニール 当時のカタログ日産 アベニール 当時のカタログ

全高はルーフレール付きで1490mmあり、豊かなキャビンまわり、ルーフに向かってカーブしたリアウインドゥなどが特徴だった。

ラゲッジ空間を大きくとるために、リアサスペンションには、室内側への張り出しが小さいトーションビームを採用。ラゲッジフロア下にラゲッジボックスも設けていた。

日産 アベニール 当時のカタログ日産 アベニール 当時のカタログ

後席のシートアレンジは多彩で、座面クッションをチップアップさせて空間を大きく使うこともできた。

当初のエンジンは2リットル(SR20DE型)と1.8リットル(SR18Di型)の2機種。OD付きロックアップ4速ATとOD付き5速フロアシフトが設定された。

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《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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